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第6弾:現地報告(2002年9月24日)
(※遠征報告5.の日付は、正しくは9月25日でした)
本日はアメリカ遠征の間で一番ハードスケジュールな一日であった。
午前中にミーティングを済まし、正午にホテルを出発しU.S.Navyへ向かった。
学校の中を案内してくれるということで、全員制服姿であった。
両国の国歌斉唱の後、試合が始まった。
Navyは一、二年中心の若いチームであった。相手のフェイスオファーやグランドボールの強さはさすが鍛え上げられていると感じさせられ、なかなか思うようにいかなかった。しかし、大吉、岡本のゴールで3対0とリードする。第2QはNavyのシュートの本数が多くなり危険な局面もたくさんあったが、宇田川のナイスセーブで3失点に抑える。慶應も岡本,鈴木のカットインで2点を奪う。しかし第3Qに2点取られ、同点に追いつかれる。そして最後、第4Qはこのアメリカ遠征中でも記憶に残る15分間となる。開始直後から両チーム一進一退の攻防が見られるものの、なかなか両チームとも得点に結びつけることはできない。そんな中、均衡を破ったのは慶應#11橋本のイ・u」鵝w)バートであった。ゴール裏から中に持ち込みビハインドシュートでゴール左隅に決め、これでスコアは6−5慶應の1点リード。しかしアメリカNCAA Division1の意地にかけても負けられないNAVYが、激しい攻めを見せて慶應から連続して2得点を奪い逆転する。残り時間1分16秒スコアは6−7、最後のタイムアウトをNAVYが取りボールポゼッションを試みる。そして残り時間47秒、慶應の気迫のこもったDFにより#9平田がボールを奪い、#13大吉にフィードパスを出す。そして大吉が相手ディフェンダーを持ち前のスピードで抜き去り、ゴーリーとの1ON1を落ち着いて決め、7−7の同点で試合は終了となった。
本日第2試合目はNCAA Division1のUMBCとの対戦だった。
こちらはフルチームとの対戦だった。第1Q、相手の雰囲気にのまれたのか、すべる人工芝のせいか、MF,ATの1on1で4点を奪われる。慶應は松永の必死の1on1でシュートを打つが、入らない。第2Qも大吉のシュートが入るものの3点奪われて、前半は7−1とリードされて終了した。第3─w)変・u凾タもUMBCの攻撃の手はゆるまない。フェイスオフは持ち直したものの、グランドボールでは圧倒されてしまう。そんな中、DF布矢がクリアからそのままゴールへ向かい1点を奪い取った。第3Qを終えて10−1。第4Qはエキストラから始まり、橋本がゴールを奪う。しかしUMBCも1on1から崩して最後はクリース前でカットインと粘っても崩される。しかし慶應の反撃がここで始まる。まずはこぼれてきたボールを大吉が拾って、飛ばされながらも岡本へパスを出し、最後は鈴木がアンダーシュートで決める。続いて永井の1on1で崩して、岡本からクリースの松田へ。松田が落ち着いて決める。しかし最後は攻め入ることができず、12−5で試合終了となった。相手の基本がしっかりしていて、高いクロスワークのラクロスは日本では経験したことがなく、我々にとって得るものの多い試合となった。
試合後にUMBCの選手とピザを食べながら交流が行われた。言葉が完璧に通じ合わなくとも色々聞いたり聞かれたり、笑いをとったり楽しく過ごした。
ホテルに戻ったのは12時近くとなり、長い一日であった
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